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冒険!OSインスト決死禄 2009


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プロローグ

 いよいよ Windows 7 の発売が迫ってきた。
 XPの導入時、あまりにも問題が多くて結局その時は購入しながら使用をあきらめたという苦い経験から、ぼくは最低最悪のWindows(らしい)Vistaにはついに手を出すことがなかった。しかしどうも今回の 7 は、もしかすると案外良いかもという気もして、少し興味が湧いて来つつある…ような、無いような。
 もちろんベストは現在の環境でずっとパソコンが使い続けられることなのだが。はっきり言って、ぼくが使うような範囲であればパソコンは10年前のスペックでもなんとかなるのである。
 しかし、マイクロソフトとインテルの販売戦略の下、パソコンをいつまでもそのままの環境で使うことが許されないのが現実だ。それはOSのサポート期間が終了するのに伴い、セキュリティソフトが使えなくなったり、インターネット配信動画を受信するアプリケーションがインストールできなかったり、パーツが壊れた場合、入手可能な新しいパーツでは古いWindowsが動かなかったりと、様々な障害が生じてくるからである。

 さてそれでは今後どのようにパソコンを使っていくべきなのか。
 普通に考えればマイクロソフトのロードマップに従って、Windowsをどんどんアップグレードしていく(当然それに伴ってCPU=マシンも新しくしていく)ということなのだろうが、それじゃ何となく癪ではないか。
 と言うことで、自分の今後の電脳環境を見極める意味でも、半分検証のため、半分遊び気分で、実験的にOSをいくつか古いマシンにインストールしてみたのである。

 この実験に使用したパソコンは"M-2"と名付けたマシン。スペックはCPUがCeleron1.3GHz、マザーボードはチップセットにIntel 815Eを使ったASUSのTUSL2、メモリは512Mを積んであり、これにグラフィック・カードとしてMatroxのG450(AGP)が刺さっている。
 実を言うとこのマザーはオンボード・ビデオなので本来グラフィック・カードは必要なかったのだが、紆余曲折を経てDVDプレーヤーとして使うことになり、そのためのテレビ出力が必要となって、使い回しのG450を入れることになったのである。しかし、この構成が後々最悪のネックになろうとは、当たり前だが当初は全く予想していなかった。

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