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09年のワゴン


1月の店頭ワゴン

今月のお気に入り!

〜  いろいろ 〜

 昨年末に手に入れたものの中からいくつか紹介。

・安西マリア
「マリア登場/涙の太陽 [Limited Edition]」
 近くの電気店が新装開店のための閉店セールをやった。そこで思わず買ってしまったのがこれ
 確か7割引だったが、実際は普及版を中古で買えばもっと安かったかと…
 デビュー曲にして一番のヒットになった「涙の太陽」は今聴き返してみると新鮮だし気持ちいい。実は同時に九重佑三子とパラダイスキングのベスト盤も買ったのだが、アメリカンポップスのカヴァーは上品な九重佑三子よりパンチが効いていて、こっちの方が好き。
・中古サブウーファー(アンプ付き)
「PURE」

 現在メインで使っているパソコンのオーディオ環境は、古いオウルテックのスピーカーシステムを無理やり改造したアンプとI-O DATAのP2DiPOLEというシステムのサブウーハーの組み合わせだった。
 しかし、このアンプがたぶん廃熱の問題だと思うが突然ブワブワ言い出して使い物にならなくなってしまった。それで近くのハードオフなどを回って手頃なアンプがないか探したところ、5.1chスピーカーシステムの一部と思われるアンプ付きのサブウーファーが500円で売られているのを発見。
 ところがこのサブウーファー、メーカーどころかどこの国で作ったのかさえ書かれていない。ちょっと迷ったが値段が安かったので買ってきた。
 家に帰ってからネット検索したら、どうも安売りで売られていたAVスピーカーの一部らしい。結局メーカーも不明のままだが、パソコンにつなげてみると今までと変わらない音が出たので、まあお買い物だったと思う。
 ちなみにメインのスピーカーはやはりジャンクで買ったDENON。
・かい巻き(父の遺品)
 年末に使わない布団などを整理していたら父が着ていた安物のかい巻きが出てきた。絶対に使わないので一度は捨てようと思ったが、思い直して腰のあたりで切断し、パソコン仕事をするときに着るはんてんと膝掛けにしてみた。
 切断面はパイアステープがなかったので手元にあったリボンを代用。今年の冬はたぶんこれをずっと使うことになりそう。


2月の店頭ワゴン

今月のお気に入り!

〜  PF PRODUCT 〜
Just In Case AM/FM Radio

 そもそもは団地住まいの不便さからだったのだが。

 ぼくが住んでいる部屋では電波状況が悪く、携帯電話も使えない。
 さらに頭上を高圧線が通っている関係でテレビの電波も悪いらしい。
 それでこれまでは東京電力がテレビの共同受信システムを提供してきた。しかし、今後地デジ化されることから、電波障害が解消されるとの理由でこのサポートが無くなることになった。
 そうは言っても各戸でアンテナを立てるわけにもいかず、団地では民間のケーブルテレビ会社と契約しこれまでのシステムを利用したアンテナ配信を開始した。
 この結果、VHF帯で東京キー局の地上アナログ放送+ローカルU局+ケーブルテレビの広告や通販専用チャンネルが、UHF帯では地デジ放送(ただしデータ放送は不可のようだが)、さらにFM帯では東京の主要なFM放送が、全て混合波で配信されることになった。

 ぼくはこれまでベランダに、BSアンテナとFMアンテナ、さらに地デジ用のUHFアンテナを設置していたのだが、これで後ろの2つは不要となり撤去した。しかし、最後に残った課題はAMラジオの受信である。

 これまではハードオフのジャンク品コーナーで恐らくコンポステレオのオマケと思われるちゃちなループアンテナを探してきて、それでしのいでいたのだが、これを機会に少しましなアンテナに変えたい。いろいろ調べてみたが、市販品は高く、ネットでは自作を奨めるサイトが多い。確かに簡単にできそうなのだが、それでもそれなりに部品をそろえなくてはならない。
 たいていの材料は近くのダイソーなどでそろうのだが、一番特殊な部品であるバリコン(バリアブルコンデンサ=可変コンデンサ)は難しい。ネット上ではダイソーの100円ラジオを利用せよと書いてあるが、すでにぼくの近くでは100円ショップからラジオは消えている。おそらく原材料の値上がりとか需要の低さなどが原因なのだろう。
 もちろんバリコンとて本当に手に入れたければ、秋葉原に行くとかネット通販を使うなどして入手は可能なのだが、そのための交通費や送料などを考えると、ちょっとためらうところもある。

 そこで中古屋を回って古いトランジスタラジオなどを探してみたのだが、こういうときはなかなか適当なものが見つからない。このためだけに大きなラジカセを買って壊すというのもちょっとはばかられる。その時ふと気づいたのがよく近くで開かれているフリーマーケットだ。
 それでさっそく行ってみたのだが、ここには確かに手頃なトランジスタラジオがいくつかあった。
 その中にけっこう良い感じのデザインのものも混じっていたので、それも含めて2台を500円で購入して帰ってきた。
 はじめから部品取りだけにと思った方はすぐに解体したのだが、デザインが気に入ったものの方は案外、感度も音も良さそうなので、これはこのままちょっと使ってみようという気になった。
 それがこの PF PRODUCTのJust In Case AM/FM Radioである。

 中国製という以外、詳しい履歴はわからないが、ネットで検索してみるとこのラジオを気に入ってサイトで紹介している人もいた。
 ところで、中の基盤を見てもわかるのだが、このぼくが気に入ったレトロな外観はただのデザインで、実際にはかなり最近作られたラジオらしい。
 確信はないが、ネットで検索した感じから言うと、このPF PRODUCT というのは、この手のレトロ風外観のラジオをいろいろ作っているのかも知れない。

 さて、それはともかく、このままだと部屋の中で使おうとした場合、やはり電波がうまく入らない。
 そこで筐体をこじ開け、1箇所穴を開けて、イヤホンジャックを埋め込んでそこにFM系統のアンテナ線を延ばして接続してみた。
 (ちなみに、このイヤホンジャックは、同時に買った分解した方のラジオから流用した。もともとこのラジオの方にはイヤホンジャックは無く、スピーカーで聴くだけのシンプルな設計だ)
 一方、部屋に引き込まれているテレビのアンテナから同軸ケーブルを分岐させ、その先端にイヤホンプラグを接続した。これをラジオのイヤホンジャックに接続するのである。
 この外部アンテナシステムは成功で、FMを聴くときにはこれでかなり鮮明に各局を受信することが出来た。なお、この外部アンテナを接続したままだとAMに干渉するようで、AMを聴くときにはいちいち外部アンテナを外す必要がある。

 ひとつ残念なのは、筐体をこじ開けたときに前面のアルミカバーをだいぶボコボコにしてしまい、後で時間があればもう一度きれいに叩いて整形したいところだ。
 最後の仕上げ(?)に、ダイソーで買ってきたソフトケースタイプの筆入れを適当な長さのところで切断し、縫い止めて、専用ケースも作ってみた。
 なかなかよいと思うのだが、このケースに一度入れてしまうと、何となく出すのが面倒になり、結果このラジオの使用頻度はぐっと減ってしまった。なんだかなー、である。
 (でも、工作を楽しんだのだから、それもまあ良しか… あっ! AMアンテナ作るの忘れてた)


3月の店頭ワゴン

サイト開設10周年記念作品
〜 極地風 〜

 WWW極地開設10年にあたって、記念作品を作りました。
 久しぶりの楽曲作品です。
 本当に久しぶりなので、いまひとつ出来が悪いです。録音もかなり悪いのですが、特に詞がうまく書けませんでした。でもそんなことを言っていると永遠に作業が終わらないので、とりあえず締め切りだと思って公開します。
「極地風」

kyokuchifu.mp3

希望のない者に希望は歌えない
明日がない者も明日の歌を歌う

真黒い雲がわいている
世界を覆いつくしていく
空も海も大地も
タールのような空気の中
酸素不足のぼくらは
うずくまる

雲を散らす風
それはどんな風
木枯らし 春一番
ネバダの竜巻
サハラを吹く熱風


希望のない者に希望は歌えない
明日がない者も明日の歌を歌う

光の国の裏側に
いつでも闇の国がある
闇と光が混じって
解け合う時が来るのなら
それは たそがれ
それとも 夜明け

闇を散らす風
それはどんな風
桜吹雪 サイクロン
パレスチナの爆風
シベリアのブリザード

草原を渡ってく春の風に撫でられ
仰向けに目を閉じて静かに眠りたい


曲と演奏
いまのまさし with SSWL4.0


4月の店頭ワゴン

今月のお気に入り!

〜  最近お気に入りのソフト 〜

 最近ちょっと良いなと思うフリーソフトをいくつか紹介。

GOM Player
 動画、音声再生ソフト。
 まあ、Windowsのメディアプレイヤーでいいやと言う人も多いだろうが、特に動画の規格なども多くなり、ぼくのようなWindows2000使いは、メディアプレイヤーの最新版を使えないこともあって、こういうソフトは重宝する。
 ただしメディアプレイヤーの強力なプレイリスト機能に匹敵するソフトは無いので、取り込んだMP3ファイルなどを聴く場合はどうしてもそちらを使ってしまうのだが。

Leeyes
 画像管理、閲覧ソフト。
 ぼくは基本的にはVIXを使っているのだが、このソフトはユーザーカスタマイズ機能が大変充実していて、工夫次第では相当使いやすくなりそう。使い込むかどうかで評価が変わってくると思う。

ClipOut
 クリップボードにコピーしたテキストデータをワンクリックであらかじめ指定したフォルダにファイルとして保存してくれる。
 インターネット上でニュースなどを見つけたとき、簡単にスクラップするのに便利。


5月の店頭ワゴン

今月のお気に入り!

〜  最近お気に入り(じゃない)ソフト(苦笑) 〜

 先月は最近よく利用する優れたフリーソフトを紹介したのだが、今月は反対にちょっと困った有料ソフト「ウイルスセキュリティ ゼロ (3台用)」。

 一応、パソコンのセキュリティ対策はしているのだが、どうも一部破られている感じがしている。
 これまで使ってきたセキュリティソフトは、事情があって数年前から使うことが出来なくなってしまった。しかたなく、ここしばらく接続サーバー上でセキュリティ対策をしてきたのだが、どうもそれだけでは不十分なようで、再度パソコン本体にセキュリティソフトをインストールすることにした。
 そこで選んだのが以前にも使ったことのある「ウイルスセキュリティ」なのだが。

 実は以前「ウイルスセキュリティ」を使うのをやめたのは、家庭内LANで使用していたリモートソフトと相性が悪いのか、どう設定してもセキュリティを稼働しているとリモートが使えなくなるためだったのだが、もうそんなことも言っていられないのでリモートの方をあきらめることにした。

 しかし久しぶりにインストして驚いた。ものすごく重い。
 パソコンのフリーズなど本当に久しぶりのことである。しかも、何度も…
 ともかくとりあえずは、色々いじってみて、だましだまし使っていくしかないか。
 最悪はハード・ソフトともシステムの再構築? ……;


6月の店頭ワゴン

今月のお気に入り!

〜  トートバック(改) 〜


 近くのショッピングモールで見つけたトートバッグ。

 ぼくは若い頃から鞄が好きで、それはつまりいつも色々なモノを持ち歩いていたいと思うからだが、地図だとか文庫本や漫画だとか、ポケットに入れ忘れた時用のハンカチやティッシュ、胃痛薬・頭痛薬・酔い止め、まあとにかく何でも持ち歩いていたいのだ。

 ぼくが使うのは大抵ショルダーバッグなのだが、若い頃にはあまり変わった形や素材のものが無く、最近街中で色々個性的なバッグが売られているのをみると昔だったら即買いだったろうなあと思うこの頃である。

 さて、最近は主夫をやっているので、まず買い物のことを考える。そんなこともあって、しばらく前から持って出るのはいわゆるエコバッグ的に使えるトートバックばかりだ。
 この写真のバッグは1000円の安物なので、一年くらいしか使っていないがもう部分的に破れかけてきている。ただ何でこのバッグがお気に入りかというと、次の写真のように裏側にショルダーベルトがついていて、ザックとしても使えるからなのだ。
 で、実はこのバッグ、買った当初はただ袋に手提げとショルダーベルトが付いているだけだったのだが、それではあまりにも使いづらいので、まず100均ショップでポーチを二つ買い、一つを表側に、もう一つを内側に縫いつけて大型ポケットを作り、表側のポケットの中に鍵束をつけられるキーベルトを増設した。
 それが最近、ウォーキングやジョギングを始めて、その際にはこのバッグをザック式に背負うわけだが、そのままだと揺れてしまって安定が悪い。そこで今度はウエストベルトとバストベルトを付けてみた。
 もうこうなると当初の形からはずいぶん変わってしまったのだが、今のところはまあまあ満足。

 これを背負って走った後、トートバッグにしてネギだとか大根だとかを買って帰るのである。

 

7月の店頭ワゴン

今月のお気に入り!

〜 ダーツボード 〜

 昔から射的が好きだったんですけど…
 このところダーツがやりたくてしかたなかったのです。しばらく前には自作しようと材料まで揃えてあったのですが、ダイソーで100円のダーツボードを見つけたので買ってきました。
 もっともそれだけではちょっと遊べないので、ダーツボードの後ろに保護板を作りました。これもダイソーで売っていた発泡スチロールを二枚ガムテープでつなげ、さらにその背面にあり合わせの段ボールを貼り付けてあります。
 そのボードに水性アクリルペイントで汚し塗装をし、レコードジャケットを縮小コピーしたものをペタペタ貼り付けてみました。
 ボードに付属していたダーツの矢こそ二本だけだったのでので買い足しましたが、結構面白く遊べます。


8月の店頭ワゴン

今月のお気に入り!

〜 (謎の)MP3プレーヤー 〜

 以前、Qriomのポータブル・デジタル・プレイヤーEA-15Sを買った話を書いたのだが、今回は思い切って新しいプレイヤーを買った。

 というのは今まで愛用していたQriomで音飛びが頻繁に起こるようになったのだ。理由はわからない。EA-15SはSDカード方式なのだが、最近は2Gのカードを使っている。ネット上で調べる限り一応2Gまで使用可能だと思われるのだが、カード自体に不良があるのか、相性の問題か、機械自体が不調なのか、そもそもどこかスペックを超えた使い方になっているのか…

 それからもうひとつ別の問題があった。
 ぼくはMP3プレイヤーを主にポッドキャスティングで配信されているネットラジオを聴くのに使っているのだが、こういうファイルはCDから取り込んだ音楽のように整然と並べることが出来ない。
 一度パソコンに落としてきた音声ファイルをSDカードにコピーして使うわけだが、実際にこれを聴いてみると順番がごちゃごちゃになってしまう。色々調べてみるとどうやらSDカードにコピーが完了した時間のタイムスタンプで順番が決まるらしい。
 具体的にどういうことかと言うと、ネット上での配信のたびに落としてきたファイルがパソコンのフォルダ内でファイル名順でも昇順で並んでいたとして、これをWindowsのエクスプローラーで一気にまとめてSDにコピーすると、コピー順がバラバラになってしまうのである。
 それでこれを聴く段になると、全く予想が付かない順番で再生されてしまうから、とまどってしまうのだ。これがそれぞれ独立した音楽ならまだしも、話の順番がある音声ファイルだと意味が通らなくなってしまう。
 これをいちいち手操作でファイルを選んで聴こうすると、EA-15Sはファイル名も曲名も表示できないから、一つずつ中身を聴いていかなくてはならなくなる。笑い話のような話。

 こういう問題はもしかすると、ウィンドウズメディアプレイヤーの「デバイスの同期」のような機能を使えば解決するのかもしれないが、ダウンロードしたネットラジオの番組はメディアプレイヤーに登録したくないということもあって、なるべく直接ファイルをポータブルプレイヤーにコピーして使いたいのである。

 こんな風にいろいろあってもQriom EA-15Sを手放せなかったのは使い勝手がよかったからだ。激安品なのに、いや激安品だからこそ使いやすいというところがある。
 ひとつはカード方式という点。メモリーを内蔵しない分だけ低価格なわけだが、メディアがどんどん値下がりしている状況では、それはメリットでもあり、他のカードを一緒に持ち歩けば事実上無限に近いと言ってもよい容量になる。
 さらに電源が単4乾電池であるのもありがたい。それだけ本体が大きくなるという問題があるが、専用バッテリーだといざ電池切れという場合、すぐに充電して使うことが出来ない。その点、外出時に使うことが多いポータブル機はすぐ手に入る乾電池が使えることにメリットがあるのだ。

 こういう風に便利なカード&乾電池式のポータブル・プレーヤーだが、ではと探してみると一般メーカーの現行機種で採用しているものはほとんどない。もちろん一流メーカーのプレーヤーはいろいろと質の高い機能を搭載していて小型・軽量・高操作性ではあるだが…

 その辺を色々勘案して選んだのが、この(謎の)プレーヤーである。

 そもそもこの製品は先月くらいからネット上に氾濫している。
 しかし、これが全く謎の製品なのだ。おそらく中国製という以外、ほとんど何の情報も出てこない。現物を見ても、どこにもメーカーやMade in の表記が無い。スペックを見比べてみると、外見は同じだがもしかするといくつかのバージョン違いのものが並存しているかもしれない。たぶんハード自体は同じで、内蔵ソフトに違いがあるのだろう。
 写真で見て右側がキャップになっていて、これを外すとUSBオスの端子になっており、ようするに一般的なUSBフラッシュメモリを二回りくらい大きくしたような形をしている。
 残念ながら(?)カード方式ではなく内蔵メモリー式だが、1G、2G、4Gタイプがあり、1Gのものは近くのNojimaで2000円弱の値段で売られていたこともある。
 カード方式ではないが、ぼくは4Gのタイプを購入したので、現実にはこれだけの容量があれば、まあ不都合はない。値段は送料まで入れて2800円弱だった。バッテリーは単4である。

 しかし、もちろん何もかも良いというわけではなく、不満なところも数々ある。(付属していたマニュアルが英語なので細かいところで使い方がわかっていないところがあるかもしれないが…)
 この機種もやはり再生はコピーした順番に行われる。フォルダ階層での管理も出来ない。液晶画面にファイル名が表示されることを期待していたのだが、タグの内容しか出てこない。
 それでも、これまでよりはずっとマシ。音声ファイルの方は事前にSuperTagEditorなどで内容が判別できる「曲名」に編集してから使っている。

 もう一つかなり問題なのは、このプレイヤーをパソコンのUSBソケットに差すと自動的にAMT(AutomaticMusicTransformer)というソフトが立ち上がってしまうことだ。このソフトは自動的に他形式の音声ファイルをMP3形式に変換してパソコンからプレイヤーに取り込んでくれるものらしいのだが、困ったことにウィルスセキュリティがウィルスと判断して駆除しようとするのである。
 ところがこのソフトの方もかなり強力なガードがされていて、外部からは変更の出来ない光学ドライブとしてパソコンに認識させるので、AMT対ウィルスセキュリティの戦いが延々と続くのである。
 リナックス系のOSを使えばプレイヤーの方をフォーマットできるかもしれないが、とりあえず今のところは放っておくか、あらかじめプレイヤーを差し込んだままパソコンを立ち上げるか(この場合はなぜか戦いが発生しない)して使っている。

 ともかくも、まずは面倒くさがらず英語のマニュアルをちゃんと読んでみることから始めなくてはならないのだけれどね…


9月の店頭ワゴン

今月のお気に入り!

〜 天体望遠鏡 〜

 先月は意に反して結果的にずいぶん散在することになってしまった。

 と言うのは、購入後2年半のパナソニックのHD-DVDハイビジョンレコーダーDMR-XP10のDVDドライブが壊れてしまったからだ。書き込みはおろか市販のDVDビデオも認識しない。はじめはレコーダーの表示を信じて、使っているメディアの不良かとも思っていたのだが…
 他のものを買う前に壊れていれば買い物はもっと控えていはずだがタイミングが悪かった。
 正直言って、壊れたレコーダー自体はコジマの5年保証に入っており、今回出張修理でドライブを換装してもらった費用2万円強は結果的に戻ってきたのだが、これが直らない可能性も含めて急遽代替機を購入したため出費が増えてしまったのだ。日常で使っているものが使えなくなるという事態にちょっとあせって、一応全く同じ機種をネットオークションで買ってしまった。

 ところが、実はこのオークションで買った機体もどうもDVDドライブの動きが怪しい。VRモードはなんとか使えているが、DVD-VIDEOモードでハードディスクからダビングしようとするとメディアが不良と判断されてしまうのだ。
 修理に来た人はDVDドライブの使いすぎではと言っていたが、こうなってくるとこの機種のDVDドライブの耐久性が低いのでは、と思わざるを得ない。
 もちろん保証期間中は問題なく動作したから、悪質だというわけではないが、しかし、こちらは地デジに対応させようと思って買っているのに完全地デジ化前に壊れてしまうと言うのでは、ちょっとどうなんだと思ってしまう。
 オークションで買った中古の方も修理が必要となると、これは新品を買った方が安くなってしまうわけで、ちょっとヘコむ。
 ついでに言うと、さらにこの機体を増設して使わないともったいないので、新たに接続ケーブル一式を近くの石丸電気で買ったら1万円近くになってしまった。なんと言ったら良いやら。

 と、実はここまでが前振りで、ここから本題。

 他に何を買ったかというと、デジタル一眼レフカメラである。写真は載せないけれどキャノンのEOS-Kiss デジタルNの中古本体を、やはりオークションで2万円ほどで入手した。
 デジタルカメラの世界ではかなり古い機種になるのかもしれないが、ぼくとしては満足なカメラだ。レンズの方は以前から持っているフィルムカメラの方のEOS-Kissから流用する。

 なぜカメラを買いたくなったかというと、また少し自然の写真を撮りたくなってきたからだ。今おもに使っているカメラはミノルタのDIMAGE-Z1で、これもかなりよいカメラだが、いかんせんインスタントカメラの制約がある。かと言って、フィルム一眼を使うとなると現像代がバカ高い。やはりデジタルにした方が結果的に安いだろうという判断だ。

 それではなぜ自然の写真を撮りたくなったかというと…

 天体望遠鏡を買ったためである。
 冒頭の写真がその望遠鏡。「星の手帖社/組立天体望遠鏡35倍」(2,880円)である。
 先月の満月の頃、窓から月がよく見えた日があった。ちょうど木星が接近している時期で、月とほぼ同じところに見えるという偶然もあった。
 母がそれにずいぶん興味を持っていたので、望遠鏡で見せてやりたくなった。
 ぼく自身、高校生の時、クラブ活動で夏休みに学校の屋上に泊まり込み、月や木星を見たことがあった。
 うまくいって木星の衛星が見えたりしたら面白いだろうと思ったのだ。
 ただ、たぶん望遠鏡は高いだろうなあと思ったのだが、一応ネットで検索してみると、このいわば学習教材的な望遠鏡の評判がよいことがわかった。
 まあ値段から言ったら別におもちゃでも惜しくないので、早速注文した。

 実際に箱を開けてみると思いのほか小さい。(文庫本と一緒に撮った写真を参照)
 ピント合わせも接眼レンズ側のねじ込みの深さを調整するだけという簡単な作り。
 以前カメラ用に買った超安物の三脚に取り付けて見てみたところ…

 噂に違わず、値段以上の性能だった。
 条件としては最悪の自宅の窓からでも、ちゃんと木星のガリレオ衛星が4つ見える優れものだった。

 できれば、これを写真に撮りたいところだったが、さすがに望遠鏡の構造上、かなり難しい。(できないことはないとネット上では書かれているが)
 そんなこともあり、少し前から調べていたデジタル一眼を思い切って買うことにしたのだ。
 もっとも、この望遠鏡とEOS-Kiss Nを接合するのは難しいので、今度は300mmズームレンズ+x2テレコンという以前バードウォッチングに使っていた構成で直接月を撮ってみた。それが上の写真である。
 フィルムで撮っていたら暗すぎて難しかったろうし、そもそもその場ではとれているかどうか確認のしようさえないわけだが、ここがデジタルの良いところ。(まあ世の中の大半の人にはすでに当たり前のことなのだろうが)

 こうなってくるともう少し三脚も良いものが欲しくなって、近くのハードオフでジャンク品の出物を買ってきた。ところが、その後はずっと天候に恵まれず雲の日が続いて、なかなか出番がやってこないのである。


10月の店頭ワゴン

今月のお気に入り!

〜 PC自作エンブレム 〜

 思うところあって(笑)、久々にパソコンをいじってみた。とは言っても、今回いじったのはハードではなくOS。
 Windows 7 が今月発売と言うことで、今後のパソコン環境をどうするか検討する意味を含め、少し実験的にいくつかOSのインストールをやってみたのだ。ただ、この話は長くなってしまうので興味があれば続きは以下のところでお読みいただきたい。
冒険!OSインスト決死禄 2009
 で、それにともなって、いま自分の持っているパソコンの構成を整理してみた。4台あるデスクトップはいずれも自分で組み立てたものだが、その中身についてはもはや記憶が曖昧。10年前ならちゃんと覚えていられたんだが…
 メモは残してあるが、度々ケースやドライブを入れ替えたりするので、だんだん混乱してくる。そこで今回、直感的にわかるようにするため、エンブレムを作って各パソコンに貼ってみることにした。
 エンブレムにはマシンの愛称とマザーボード・CPU名を書き込んである。ペイントショップで原画を作成、写真用の光沢プリント用紙に印刷し、その上から梱包用の透明テープを貼る。裏側に両面テープを貼って外郭線に沿って切り抜けば出来上がりだ。
 形はそれぞれ貼る場所に合わせて作ってある。一般的なのは25ミリ角で、今回作ったものでは「壱号機改」のがそうなのだが、これには数年前に買った自作エンブレム用のレンズフィルムというのを上から貼り付けてみた。これをかぶせるだけで結構サマになったりする。この手の商品は現在では入手困難になってしまっているようだが、ぜひどこかで再販して欲しいものだ。


11月の店頭ワゴン

今月のお気に入り!

〜 古い箪笥 〜

 うちには買ってから40年以上経つ古いタンスがある。べたべた貼ってあるシールを見ると『鉄人28号』や『悟空の大冒険』などの残骸が発見できる。

 そもそもが安物なので壊れている段もある。引き出しの正面側の板が外れてしまい、それを梱包用の紙テープで留めて使っていたのだ。
 いつか修理したいと思っていたのだが、半年ほど前にやっと手を入れることが出来た。

 どんな風に直したかというと…
 ということで、ただ単純に修理したのではなく、正面に取っ手をつけて外開きに開くようにし、飾り棚としても使えるように改良(?)したのである。一応、位置は母が普段座っている場所からの目線に合わせてみた。
 作業の途中で、おそらく死んだ父が打ったと思われる細い釘や接着剤の跡が見つかり、父も苦労して直しながら使っていたんだなあと思ったのである。


12月の店頭ワゴン

今月のお気に入り!

〜 ネット・コンテンツあれこれ 〜

 実は先月はいろいろと散財してしまった。が、その話はまたの機会ということで、今回は軽〜く、ネットで見つけた「お気に入り」をいくつかご紹介しよう。

 まずは、検索サイトのGoogleが日本人の衝撃の真実を教えてくれるんだそうで。

Google先生が教えてくれる妻の本当の気持ち
http://digimaga.net/2009/11/the-wife-wants-the-husband-to-die.html

Google先生が教えてくれるもう一つの真実
http://digimaga.net/2009/11/japanese-doesnt-have-the-friend.html


 なるほど、検索サイトってこういう使い方もできるんだなっていうことで、感心したというか恐ろしいというか… まあ、もちろんあくまでネタですよ、ネタ!


 で、もうひとつ。

鳩山由紀夫vs 鳩山由紀夫 自らの献金問題を厳しく追及!!
http://www.youtube.com/watch?v=ehZ-4dUgKO4


鳩山由紀夫vs.鳩山由紀夫U クローンの攻撃
http://www.youtube.com/watch?v=m1DEkJ9qht8&feature=related


 作られるべくして作られたビデオということで。
 まあせっかく作ってくれた人に文句を言う訳じゃないけど、あえて言えば、もうちょっとコンパクトに編集できてたら見やすかったという気も。
 それにしても、鳩山さんも小沢さんも、このままで良いのだろうか?


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