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02年の亭主口上

'02/01の
亭主口上
 新年あけましておめでとうございます。
 こちらに年賀状があ ります。戻るときには「戻る」ボタンを使ってください。


'02/02の
亭主口上
 一番寒い季節で、たしかに職場の工場でもブルブル震えることがあるのですが、一方で思い がけず暖かい陽射しも感じるようになりました。
 この世界の「大きさ」を感じます。

'02/03の
亭主口上
 2月の後半、かなりひどい風邪をひいてしまいました。高熱が三日続き、その後も微熱がし ばらく続きました。今も咳が抜けていません。
 歳のせいか気力も相当減退して、倦怠感が残っています。やらなきゃならないこともだいぶあるんですけれどね・・・

 それでお医者さんに行ったのですが、そこで初めて知ったのは、最近はインフルエンザウィルスの検出が簡単にできるようになったということ。約二十分でわ かります。
 インフルエンザには特効薬があるそうですが、残念ながら(?)ぼくからはウィルスは検出されず、「高熱を伴う風邪」という診断でした。それにしても今日 はくしゃみと鼻水がひどい・・・、ってこれは花粉症のような気がしますけど。

'02/04の
亭主口上
 日本人にとっては、実質的に新年よりも4月の方が始まりの月と言えますね。そんなわけ で、ぼくもここで心機一転といきたいと思います。

 思えば水上(みなかみ)で過ごした3年間は人生の休暇でした。そしてその後の5年間は、おもしろそうなことは何でもやってみようという、楽しい宝探しの 期間だったと思います。

 このかん、初めて体験したことはたくさんありました。
 工場の現場に勤めてモノづくりが自分に一番合っていることを知りました。32bitパソコンに触れるようになり、インターネットという新しいコミュニ ケーションの場に進出しました。文芸サークルに入会し、創作することの意味をより深く理解しました。地域のボランティアに参加し、実際に環境保全活動を担 うようになりました。新聞やテレビ・ラジオなどに投稿するようになりました。白井貴子をはじめ気軽にライブや公演に出かけるようになり、ナマのアーティス トが作り出す世界の圧倒的なすばらしさを知りました。
 とても充実した貴重な日々でした。

 しかし、そういうただ楽しいという時期は永遠に続けられるわけではありません。
 それが仕事であれ、遊びであれ、なにか行動する場合には、そこに必ず責任というものがついてきます。様々な活動を行えば行うほど、それぞれに対して負わ なくてはならない責任は大きくなっていきます。
 そのすべてをこなせるほど、ぼくの力はありません。
 というより、多くの部分で他人よりも能力の劣るぼくには、すでに自分のこなせる限界を超えているというのが事実です。ここらあたりで世界を広げ続けるこ とは休止して、コアな部分に集中すべき時期が来たようです。
 昨年ぼくのまわりで起きたいろいろな出来事は、そのことを示しているのだと思います。

 本当のことを言うと、水上時代から今日(こんにち)までは、ぼくにとって青春のやり直しの期間でした。ぼくにはこの階梯を踏むことが絶対必要だったので す。
 そして今日の事態を別の言い方で言うならば、バーチャルな青春時代が終わりを告げ、いよいよ本当の自分の実年齢に見合った生き方をしていくべき時期が来 た、と言えるのではないでしょうか。

 「亭主口上」にしては少し長くなりすぎましたが、これは自分自身のある部分に対する決別宣言であり、新規範であり、決意表明です。

'02/05の
亭主口上
 江戸っ子は五月の鯉の吹き流し、口先ばかりで腹わたは無し。
 いかにも江戸の風土を活写して名歌であります。
 五月雨を集めて速し最上川、なんてのも名句。4月とか6月っていうと、なんとなくジメッとしたニュアンスがあるけど、なぜか5月にはサラッとした感じが ありますな。
 それにしても何で5月のハエが「うるさい」なのか、未だに知りません。

'02/06の
亭主口上
 争い事というのは疲れるのでやりたいとは思わない。
 とはいえ、間違っているとか理不尽だとかと感じると、そう言わずにはおれない性格で、それが災いして年中誰かと闘っている。
 そしてひとたび戦闘モードに切り替わると、頭の中で戦略や戦術がどんどん練られていってしまい、どんな手でもかかって来い、隙を見せらたらこっちから行 くぞ、というスタンスにはまってしまう。(これって、もしかしたら本当はケンカ好き?・笑)
 困るのは、明らかに自分より実力的にも社会的にも弱い相手。
 こういうのは喧嘩の仕様がない。しかたがないので、ただ黙って逃げるのである。

'02/07の
亭主口上
 いろいろあって、いそがしいというか、まあなんにしても疲れるこのごろ。
 このところ東京に出て行く機会もめっきり減って、秋葉原も徘徊してないし、映画もライブも展覧会もまったく縁がなくなった。そんな中、唯一残った趣 味=PC製作も通販生活化しつつある。
 てなわけで、新ページ「プロジェクト×(ぺけ)」 もどうぞよろしく。(in Junk Kingdom)

'02/08の
亭主口上
 いよいよ、今月で退社することになった。
 先のことはわからない。
 だけど、何とかなるだろう。今までが少しずつ良くなってきたように。

 ちなみにこのほど星街通信の代表を引き受けることになりました。それに伴ってホームページもこのサイトの中に移しました。今後ともよろしくお願いしま す。 → 星 街通信ホームページ

'02/09の
亭主口上
 夏休みからほとんどシームレスに失業者になったので、八月は10日くらいしか働かなかっ た。なんだかだらけきっている、というか良く言えばゆっくり休んでいる。
 そろそろ動き出そうと思うけれど、退職日が予想以上に後ろにずれ込んでしまい、結局、秋のシスアド試験に間に合わなかった。勉強はこれから開始。まあ、 のんびりやっていこう。涼しくなってくるだろうし。


'02/10の
亭主口上
 仕事を辞めてから一月半。だらけきって日々を送っている。ああ。

02/11の
亭主口上
 毎日が日曜日になって、テレビを見る機会がすさまじく増えた。ドラマなどほとんど見たこ とがなかったもので、意外にも結構面白いものなんだなあとハマっている。
 ストーリーテリングというのは本当にむずかしいもんである。勉強になるなあ。(本当か?)

02/12の
亭主口上
 最近はオカネにならない仕事で、なんだか忙しい。
 埼玉県中央地域の地方版で、ぼくの名前が出ている記事に気づいた方もいるかもしれない。
 そんな中、本当に久しぶりに村山二朗さんのライブに行ったのだけれど、観客の中にはこのサイトの情報を参考にした人もいたようで、たまには役に立つこと もあるのかも。

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