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06年のワゴン

1月の店頭ワゴン

〜 プロジェクトぺけ(私家版PC戦記) 〜

 パソコン大好きなので、とにかくいつもいじったり壊したりしている。そういう意味ではこのページがひょっとしたらメイン(?)。

 もっとも好きだからというだけでなく、こうして何らかの形で自分の失敗や苦労話をネット上に公開しておけば、同じような問題にぶつかった人の参考になるかも知れないという気持ちもある。
 実際、自分自身、トラブルがあるとネットで検索しまくってレアな情報を集めて考えるのだ。パソコントラブルの2割くらいは、あまり他に例のない自分特有の障害であるような気がする。普通の事例集には載っていないので苦労するのだ。

 そういうのをひとつひとつ乗り越えていくっていうのが、また趣味のパソコンの楽しいところでもあるのだが。

今月のお気に入り!

〜 DeskJet970cxi 〜

 上の方でトラブルの話を書いたばかりだが・・・。

 パソコンでトラブルが一番多いのはプリンタだと思う。パソコン周りでは、プリンタが一番複雑な機械だから壊れて当然なのだが。
 だいたい、印刷がトラブると本当にイライラする。イライラすると更に事態が悪化する。

 さて、今月紹介しているのはヒューレット・パッカードのインクジェット。1999年夏製だから、たぶん購入から5〜6年だと思う。たしか当時初の両面印刷機能を備え、印刷スピードも速い高級機だった。近くのノジマが閉店する直前に投げ売りになったのを買ったような記憶がある。
 ぼくが使う程度では写真画質も文句なく、使いやすい愛機であった。
 ところが、数年前にハガキを印刷していて紙詰まりを起こし、以来ハガキ印刷が不安定になっていた。
 時々、3/4位のところで紙送りが止まってしまい失敗してしまうのだ。A4サイズでは起こらないし、ハガキ大でも普通紙を切ったものなどはうまく行く。「ハガキ」になるとダメなのである。
 実は今回、暮れも押し詰まったところで、深夜、年賀状を印刷してたら、2枚目の写真のように全く使えなくなってしまったのだ。これには参った。
 しかもいじっているうちに、1枚目の写真でもわかるようにボディの継ぎ目から黒インクが漏れ出し、印刷済みのハガキを相当汚してしまった。さらに印刷しようとしたら、いっぺんにはがきを5〜6枚まきとって止まってしまう。そのうち電源も切れてしまった。
 くわしく見ている暇はない。やむなく翌日、新しいプリンタを買いに走った。
 結局買ったのはCANONのIP4200。
 どうせならじっくり選びたいところだが、のんびりしてられないので、ノジマ(前述のとは別)の店頭に平積みされていた商品の中から適当に選んだ。まあ実際上はこれまでのものと遜色はないと思う。
 自分で買ったプリンタはこれで4台目だが、職場や知人の関係で数え切れないほどセットアップして使ってきたので、CANONのこのタイプもだいたいわかる。ハード的にはまあまあよいのだが、インターフェイスが好みではない・・・って贅沢を言ってられる時じゃないけれど。

2月の店頭ワゴン

今月のお気に入り!

〜 Think Pad A22m 〜

 いろいろ事情があってノートパソコンを買った。しかし、もちろん新品を買う余裕はなく格安の中古。
 発売当時の1/10の価格とは言っても、2001年製なのでスペックはかなり低い(Pentium III 800MHz / メモリ 128MB / OSなし)。ただ実際に使ってみると思ったよりもストレスがない感じ。外観もかなりきれい。
 それでも今後のことを考えて、せめてメモリだけは増設しようと思う。この予算が本体の半分にもなる。それならはじめから1.5倍のカネを出してそれなりのパソコンを買えばよかったのだが…。

5月の店頭ワゴン

今月のお気に入り!

〜  クリップオン式老眼鏡 〜

 数年ぶりにメガネを新調した。近眼の度数が数度上がった。
 このところ目立って視力が落ちてきていて、アルバイト先で文字が読めず失敗したりといった問題が起きていたのである。
 しかし、実は老眼も相当進行していて、できれば遠近両用メガネにしたかったのだが、近視と乱視の度数が高いために不可能とのことだった。
 結局できあがったメガネをかけたところ、目の前2メートルはほとんどぼやけてしまい、本や書類を読むことが出来なくなてってしまった。
 そこで仕方なくこれまでも時々使っていた100円ショップのクリップオン式老眼鏡を使うことにしたのだが(上)、常時使うとなるとこれが結構うっとおしい。
 理由のひとつはクリップが大きいということにある。左のようなサングラスの場合は、もちろんレンズの重さの違いが大きいのだろうが、とてもすっきりしたクリップで、ここまでとは言わないまでももう少し何とかならないのだろうか。
 もうひとつの問題は遠近両用メガネと違い、前を向いたら近視、下を向いたら遠視、というように同時に使うことが出来ないところである。
 100円ショップにはレンズの小さいタイプもあるが、これも相当上目遣いにしないと近眼鏡が使えない。
 それでまずはクリップ部分を調整して老眼鏡のレンズをもっと下に下げられないかやってみた。
 右のものはクリップの一部を折り取ってみたもの。しかしうまくいかない。
 次ぎにクリップ部分を分解し、ピアノ線で新たなクリップを作って鼻の上で止めるように考えてみた。
 しかしこれも手間がかかった割にはあまり意味がなかった。
 その次ぎにレンズの上部を切り取ってみた。
 これはけっこうよさそうだ。

 なかなか満足行くようなものにはならないが、そもそももう視力矯正はほとんど限界で、不自由さはあきらめるしかない。
 それにしてもぼくのような弱視者にとってメガネは生きるために絶対に必要なものなのに、健康保険が適用されないということに疑問を感じる。ぼくの場合はどうしても一本5万円くらいはかかるので、けっこう痛い。

 その点、老眼鏡だけでも100円ショップで買えるというのはありがたい。ただ欲を言えば、上に述べてきたことなどがもう少し改善されると良いのだが。
 多少の値段がついてもかまわないので、とにかくもう少し選択肢があるとうれしいと思う。

6月の店頭ワゴン

今月のお気に入り!

〜  いろいろ作ってみた 〜

 このところライフスタイルが変わってきたこともあり、部屋のレイアウトを変えつつある。それにともなって、身の回りの小物を自作している。
テーブルなど
 例えば上の写真は座卓型のパソコンデスク(?)。ホームセンターで安い板と座卓用の足を買ってきて木ねじで留めたもの。場所を取らずキーボードの高さ具合のよいものが欲しかったので作ってみた。
 その上に乗っているカゴのようなものは書類スタンド。100円ショップで買ってきたワイヤータイプのボックスファイルにバーベキュー網を二つ折りにしたものをはめ込んだ。網がバネのような役割をして薄い書類も倒れない。
 他にもいろいろ作っているのだが、他人にはただのゴミにしか見えないかも。

7月の店頭ワゴン

今月のお気に入り!

〜  ダ・ヴィンチ・コード 〜

 話題のベストセラー「ダ・ヴィンチ・コード」と、同じ作者(ダン・ブラウン)のシリーズ第一作「天使と悪魔」を読んでみた。
 「今月のお気に入り!」と言えるほど良かったわけではないが、まあまあ楽しめた。問題は文庫でも3分冊で、一作品が1500円以上になってしまうこと。ロードショー1本分。それだけのものだったかどうか。

 まあミステリーとしても情報小説としてもそれなりの出来ではある。
 小説「ジュラシックパーク」が遺伝子工学と古生物学の情報をエンタテインメント化したとしたら、この小説は古代史、原始キリスト教史、中世美術史、イコノロジーなどの情報を「見世物」として展開してくれる。
 そのあたりで不満を言えば、「宗教象徴学」(そんなもの本当にあるのか?)と言いながら、イコノロジー的な問題がほとんど出てこないこと。ずい分以前から若桑みどり先生のイコノロジー講義などに興味を持っていたぼくとしてはちょっと肩すかしを食らった感じ。

 ところで小説的には前作に当たる「天使と悪魔」の方が良くできていると思う。ただ、この二作は文字通りの姉妹編で、出だしから展開までとてもよく似ている。しかし、プロットは(あえて言えば)逆転しており、「ダ・ヴィンチ・コード」があらかじめ殺された4人の人物の死の謎と「宝物」を捜す物語なのに対し、「天使と悪魔」では順番に起こる4人の人物の死を追いかけつつ、仕掛けられた爆弾を捜す物語になっている。
 この作者は二元論にこだわっていて、「ダ・ヴィンチ・コード」では二元論の象徴をさまざまな形で示している。それは男と女だったり、剣と杯、スペードとハート、△と▽として描かれているが、その意味で「ダ・ヴィンチ・コード」と「天使と悪魔」は向きの違う相似形と言える・・・これらの作品が「象徴」をテーマにしているものだから、ついつい作品自体も象徴的に読んでしまうわけで。

 つっこみどころが多いというのも面白さのひとつ。つっこみの続きはまた別の機会に。

今月の店頭ワゴン

今月のお気に入り!

〜  スーファミ 〜

 ぼくが子供の頃、「ゲーム」と言えば双六(すごろく)タイプのボードゲームのことを指した。ボール紙にカラーでアニメのキャラクターなどが印刷されており、コマはプラスチック製。ルールはそれぞれに凝っていて、おはじきと組み合わせた「スーパージェッター」ゲームを持っていたことを憶えている。
 双六だから一人では遊べず、友達を何人か呼んで遊んだはずである。もうほとんど記憶の彼方だが。

 そういう世代なので、テレビゲームというのはほとんど知らない。カネのない青春時代だったので喫茶店のインベーダーとかゲームセンターのゲームなどもたまにやっただけだ。当時の100円というのは相当な金額だった。(ちなみにパチンコもほとんどやらない。最後にパチンコ屋で遊んだときにはまだ777などというのは無く、さすがに玉を流し込むお皿はあったが、手打ち式のころだったというくらい。)

 ところで先日亡くなった父はスーパーファミコンを持っていた。
 ほとんどやったところは見たことがなかったが、弟が父のために将棋と囲碁のゲームをプレゼントしてくれたのだという。
 捨ててしまうのはもったいない。近所のブックオフなどではジャンクソフトが投げ売りされているので、試しに「テトリス」を買ってきてやってみた。

 「テトリス」はMSXでも遊んだし、PCでも遊んでいるが、始め出すときりがない。職場のパソコンでみんなが仕事をしないで夢中になったのがソ連崩壊の遠因だという伝説があるくらいの代物である。
 と、まあ、結局ハマってしまい、近所の中古屋で\20から高くても\350くらいまでの間でおもしろそうなのを買い集めてしまった。マニュアルがないと難しくて操作できないものもあるのだが、そもそも動作が怪しいカセットが多い。
 そこで、専用ドライバーと接点回復剤をインターネットで購入。バックアップ電源を付け直したりしてメンテナンスしている。

 それにしても、ジャンクでなく流通している中古スーファミソフトはけっこう高く、数千円するものも珍しくない。あくまでジャンクをあさることにして、けっしてマニアの迷宮には足を踏み入れないぞと、心に誓う日々なのであった・・・。


今月の店頭ワゴン

今月のお気に入り!

〜  バリカン 〜

 ブログの方でも書いたのだがバリカンを買った。
 毎日使うものでもないので、まだ一回しか使っていないが、大変なのは後始末。細かい毛を掃除するのは予想以上に面倒くさい。


今月の店頭ワゴン

今月のお気に入り!

〜  テレビとメモリープレーヤー 〜

 居間のテレビが壊れてしまった。
 突然「予約待機」と表示して画面が消えてしまうのである。一度コンセントを抜いてスイッチを入れ直さないと戻らない。それが頻発するのでもう嫌になってしまい、この際新しいテレビを買うことにした。
 パナソニックのVIERA LX60 26型である。
 思った以上にBS・CSで無料で見られる番組は多い。さすがハイビジョンはきれいで、ついつい画面に見とれてしまう。だからといって見たい番組なのかと問われれば、結局、地上波以上に魅力があるわけではないが。
 それにしても地上波デジタル放送はほとんど入らない。新しく小型のUHFアンテナを立てたり、ブースターを増設したりしたのだが、周りの建物に妨害されているらしく、入ってくるのはどこかで反射した電波だけのようだ。
 テレビのデジタル化は、特定の事業分野、企業を儲けさせるだけで、社会的には損失が多い誤った政策だと思う。が、個人的にはけっこう好奇心があるのも事実ではある。
 ちなみに、今までのブラウン管のテレビなら、テレビの上に新聞などを乗せることが出来たが、薄型テレビではもちろん無理。それで上の写真のようにホームセンターで「押し入れすのこ」とベニヤ板を買ってきて、急遽新聞置き棚を作成した。雰囲気がぐっとチープになってしまったが。

 さて、もうひとつ購入したのは廉価型のデジタルオーディオプレーヤー。
 QriomというブランドのEA-15Sという機種。本体価格は3000円くらいで安いのだが、SDカードが必要なので、結果的に普通のフラッシュメモリ式プレーヤーと変わらない。
 以前からランニング(ウォーキング)の時に使えるプレーヤーが欲しかったのだが、つい衝動買いしてしまった。
 たぶん、i-podなんかは使い勝手がよいのだろうが、こいつはただ音が聞けるというだけのシンプルさである。しかし、ぼくにとっては充分だ。
 ついでに言えば、SDカードは一般的には高いが、ネットで買えばかなり安いものもある。別に大切なデータを入れるわけでもないし、と割り切れば、それなりに安上がりで使えるとも言えそうだ。


今月の店頭ワゴン

今月のお気に入り!

〜  マザーボードなど 〜

 口上で書いたとおり、現在メインマシンが片肺状態で、しばらくぶりに新機を作ることにした。
 とは言っても、この1〜2年の自作パソコン界は異常なほどの展開の速さで、全くついて行くことが出来ない。この原因はインテルとAMDがどんどん新しい規格のCPUを出していることにある。もちろんこれに合わせてチップセット(簡単に言えば、パソコンの本体にあたる主要な回路部分のこと)もいろいろなものが出てくるし、メモリやデバイス(ハードディスクやCD-ROMドライブなど)の規格も変わってきていて、毎月パソコン雑誌を読み込んでいないと何が何やらさっぱりわからなくなってしまうのである。

 一応現在のトレンドは、インテルのCore 2 Duo というCPUで、性能がよくて消費電力が小さくて価格が安い、とパソコン雑誌では絶賛されている。
 ただ、実際に我々が低価格でパソコンを組もうとするとき、はっきり言ってけっこう高いという感じがしてしまう。
 だいたいぼくの場合、インテルのCPUは次の規格の製品が出来てから導入するのが基本(?)で、Core 2 Duoを使うにしてもたぶんまだずっと先の話である。

 それでコストパフォーマンスと、あんまりインテルは使いたくないという気持ちから、今回はAMDのAthlon64X2というOPUを選択することにした。正直、これも相当画期的なOPUだったのだが、登場直後にCore 2 Duoが出て、残念ながら三日天下みたいな格好になってしまった。
 ただ、予算を極力おさえたいというのもあって、マザーボードの方は、オンボードビデオ(*)にしたために、一世代前のチップセットのものを選ぶことになった。
(*)普通の自作パソコンではパソコンからモニタに画像を出力する際、グラフィックボードなどとよばれる別売りの部品を取り付ける必要があるのだが、オンボードならマザーボード自体に画像出力装置が付いているのである。ちなみに、ぼくがオンボードビデオのマザーを選ぶのは他の理由もあるのだが、それはまた別の機会に。

 しかし、一方でマザーボードのメーカーは絶対にGIGABYTEに決めているので(「しかし」と言うのは、GIGABYTEのマザーは一般的に高いのである)、選択肢はほとんどなく、即座に決まった。
 その他、メモリもこれまでのものを使い回しできないので、新規購入することとなり、ハードディスクもこれまで使っていたものをずっと使い続けるのは恐いので、これも買うことにした。
 その結果、とりあえず以下のような構成になったのである。

CPU : Athlon64X2 4200+
マザーボード : GA-M55plus-S3G
メモリ : ノーブランドバルク DDR2/800/512MB ×2
ハードディスク : ST3250620AS
電源、ケース、CD(DVD)ドライブ: 使い回し
グラフィックボード、サウンドボード : 無し

 実は仮組立をしてマザーにCPUとメモリを乗せた状態で一度通電させたのだが、とりあえずBIOS(パソコンを動かす最も根底にあるプログラム)は正常に立ち上がった。
 しかし、今回購入したハードディスクはSATA(シリアルATA)という新しい規格のもので、これは前記した新しいデバイス規格なのだが、電源規格も新しいタイプになっている。ところが今回電源は古いものを使い回す予定なので、これが合わないのである。
 旧来の電源を変換ケーブルを利用して使うか、新しい電源を買うか。いずれにせよ、店頭かネットで追加購入が必要だ。

 まだまだ、道半ばである。


今月の店頭ワゴン

今月のお気に入り!

〜  T’pure[ティーズピュア]2 〜

 時季の買い物というのがある。年末に買うのは手帳とカレンダー。
 手帳は毎日持ち歩いて使うものなので、物理的にも感覚的にも自分にフィットするものでないと駄目のようだ。
 この数年間つかっているのは高橋書店のT’pure[ティーズピュア]2
 いつも買う書店で置き場が変わっていたので見つからず、他の手帳にしようかといろいろ見てみたのだが、どうしてもしっくりこない。いつもは意識しないがやはり気に入ったものでないと嫌なのだ。けっきょく探し回ったら見えづらい隅の方にあるのを発見した。
 本来は女性用らしいのだが、この大きさがぼくにはちょうど良い。色はこれまでホワイトパールがあったのだが来年用はピンクパールだけのようで、そこはちょっと残念。実はティーズピュア1という外観が全く同じ手帳があって、そっちは色が今まで使っていたのと同じなのだが、中の7曜表の形式が違う。以前一回だけそっちを買ったことがあったのだが、やはり使いづらく、今回も2の方を購入した。
 こだわらざるを得ない一品である。
 

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