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04年のワゴン

04/1月の店頭ワゴン

〜 テレビ番組あれこれ 〜

 テレビをよく見るようになったが、それにともなって見る目も肥えてくる。・・・と思うんだけど。

 ドラマもいろいろあるけれど、マスコミ的に評価の高い中堅どころの作家の物があまり面白くない。クドカンとか三谷幸喜とか。まあ期待が大きすぎるからなのかも知れないが。今度の「新撰組」はどうなんだろう?
 それにしても「トリック」はひどかったな。

 むしろ、いわゆるバラエティの中に相当面白い物がある。考えてみればバラエティこそ最もテレビ的番組なのだから、面白くたっていいのだが。
 先日見た「めちゃ×2イケてる!」の「抜き打ち期末テスト」という企画など、くだらないと言えばくだらないのだが、テレビタレントに中学程度の試験をさせてそれをネタに笑うという企画で、これが案外面白い。テストという誰にとっても辛い体験をおもしろおかしく、ちょっと違った視点で見せてくれていたように思う。

 学校をテーマにしたバラエティが増えているのは、おそらく現実の学校が荒廃しているという事実に関係している。で、それと同じ現象が農業や田舎にもおきている。
 農業(田舎)をテーマにした先駆けはおそらく「THE鉄腕DASH」だろう。アイドルタレントが村を作って農作業をする、漁船を修理して漁に出るなどという画期的な企画が大ヒットした。この流れは「いきなり黄金伝説」のように、サバイバル的節約生活のような展開もした。

 子供の野外体験番組で「鉄腕ダッシュ」をなぞったような「冒険CHEERS!!」なんてのがあるのも最近気付いた。また、ぼくの近頃のお気に入り「天才てれびくんMAX」も畑作りの企画をやっているようだ。「天才てれびくん」は体験ものやミュージッククリップ、ゲームなど、たぶん予算は少ないのだろうが企画とセンスでとても面白い番組になっている。

 それにしても子供番組は面白い(ぼくが言うのは子供が主役の番組と言うことだが)。その最大の魅力は子供たちの「元気」にある。しかし、こういう番組は案外と少ないのだ。「天才てれびくん」は子供主役バラエティの代表格だが、ドラマの方で見ると、NHKを除けば「美少女戦士セーラームーン」くらいしかないんじゃないだろうか。これキワモノだろうと思っていたが、なかなか真面目に作ってあって、日曜朝の密かなお気に入りである。
 

04/2月の店頭ワゴン

〜 HDD付きDVDレコーダー 〜

 今月は若干収入があったこともあって、思い切って買ってしまった。
 すでに発売から1年数ヶ月経った機種だが、おそらく後世にも名前が残るであろうパイオニアのDVR-77Hである。
 調べてみたら発売当初は14万円程度だったようだが、それが6万5千円で出ていたので買ってしまったのだ。この価格はインターネットで調べても破格に安いという感じで、ひょっとすると原価を下回っているのかも。ちなみに購入先は北上尾の石丸電気で、まだ在庫があるようだった。
 とりあえず画質には満足。FINEモードにすると、これまでメインで使っていた三菱のSuper Winder 400 のS-VHS標準よりも良いし(チューナーの差も大きい)、SP標準でも同等以上、LPが3倍速程度に感じる。もっともEPモードにすると駒落ちしたような画像で、ちょっと実用的ではないが。
 もちろん、編集機能が全般的に弱いところや、最近流行のiEPGに非対応だったり(Gコード入力はあるが、実はなぜか成功していない)、筐体がバカでかい(とは言え前記の三菱製ビデオと同じくらいだが)など、不満な点もいろいろあるが、この値段で文句を言うと罰が当たるだろうし、逆に無骨なところがパイオニアらしくて良いとも思う。
 とりあえず何でもかんでもハードディスクにタイマー録画しておいて、見たら消して、取っておきたいものは残しておいてDVDに書き込むという使い方が基本だろう。ただ、これは別の機種でもそうかも知れないが、後からの使い勝手を考えるとDVDは-Rではなく-RWにした方が良く、この部分でコスト的にひっかかる。

 なんにしても、これと同時に、「洋服の青山」で冬の上着を一着買ったらば、今月の収入はきれいに無くなってしまった。

04/3月の店頭ワゴン

〜 カップラーメンの進化 〜

 21世紀には科学技術が発達して、夢のような時代が来ると思っていてた。どちらかと言えば悪夢がやって来たみたいなものだが。
 そんな中で、技術革新に驚いたのが最近のカップラーメンである。これは確かに夢の実現と言って良いだろう。
 そもそも、ぼくの中ではラーメンとインスタントラーメンは全く別の食べ物で、普段はまずいカップラーメンをわざわざ食べる気がせず、滅多に口にしたことはなかったのだが、最近ふとしたことから食べたものは衝撃的にうまかった。これならラーメンと認めてもよい。

 ぼくは初めて知ったのだが、現在カップラーメンのグレードは2つか3つに分かれているらしい。300円程度の高級品と100円以下で売られる廉価品、また、たぶんその間に「普通」のグレードのものがあるのだろう。
 今回とりあげているのは高級品のことである。
 実際のところ普段は3食150円のうどんを食べていることから考えると、価格的には美味しくて当然と言えば当然なのだが。それにしてもここまでインスタント食品技術が進歩するとは思わなかった。
 ただ、同じ価格帯のものでもメーカーによっては首をひねらざるを得ない商品もあって、この辺は難しい。そういうことが通用するということは、まだこの技術が確立したとは言えないということなのか。
  

04/4月の店頭ワゴン

〜 PC-DIY Extra 〜

 愛読誌、PC-DiYが休刊になる。アジア唯一の「お笑い系パソコン自作誌」と銘打っていたのだが、一般読者を意識してか一時期のむちゃくちゃさを薄めたのが、逆に求心力を失わせたのかもしれない。
 とは言え、公告に頼らず、有名メーカーでもこき下ろしてしまうという、反骨の雑誌でもあった。

 パソコンというのはソフト的にもハード的にも自分でカスタマイズできるからおもしろい、と思うのだが、世の中一般はインターネット接続端末、もしくはワープロ専用機、せいぜい住所録や表計算が出来ればよいものらしく、相対的に「中味」に踏み込んでいく人は減っているようである。
 パソコン自作というのも、自分で考え、苦労しながら使えるところまで持って行くのがおもしろいわけだが、それでは市場としては狭すぎるのだろう、近年は普通のメーカー品では売っていないような「カワイイ」パソコンを使いたい人向けに、ベアボーンと呼ばれる組み立てキットが幅をきかせるようになってきた。それはそれでよいとは思うが。

 そんな中でのPC-DiY休刊なのだが、読者以上にライターの側に思い入れの強い雑誌だったようで、ライター陣がボランティアでウェブサイトを立ち上げた。現在のところ、読者でないと入りづらいところのあるサイトだが、敬意を表して紹介させて頂きたい。

PC-DIY Extra

04/5月の店頭ワゴン

〜 親指シフトキーボード? 〜

 初めて使ったワープロは確かOASIS Light L というオモチャみたいな機種だった。それ以来、公私にわたって、30や100の各シリーズなど10年以上親指シフトのOASISワープロを使っていたのだが。
 そのうち経済的理由もあって次第にJIS環境に移行することになってしまった。そもそも親指シフトキーボードは高い。しかも公式にはOASIS環境でしかサポートされない。そういうわけで親指はあきらめていた。
 ところが、最近ネットをうろついていたら、たまたま一般の109キーボードで擬似的に親指入力させることの出来るソフトをみつけた。
 ただこのソフトは、使用するキーボードのキー配列がある程度親指シフトに似ていないと使いづらいという問題がある。これがまたうまいタイミングで、それにうってつけのものを、新品激安\480で見つけてしまったのである。
 できれば美しく凝った改造をしたいところだが、とりあえず印字した紙を切ってキートップに貼り、その上に透明の梱包テープを貼ってさらに軽くサンドペーパーをかけてみた。
 ついでにホームポジションや親指キーにガムテープを貼ってマークしたり、スタンド部にベニア板を貼って安定性を高めたり。
 使用感としては予想以上に使える感じだが、完全にキー位置を忘れているので、まだまだ使いこなせない。しばらくイライラが続きそう。

04/6月の店頭ワゴン

〜 アルミ水筒 〜

 ただのアルミ水筒である。
 買ったのはもう20年ほど前だったと思うが、今も現役で毎週のように使っている。
 口はスチールワイヤーのバネ力で止めるオーソドックスなもの。ペコペコになっているのは落としたり踏んづけたりしたほか、冬山で内部の水蒸気が収縮した跡でもある。
 こんなになっても使っているというのは、別に愛着があるからではない。こういうタイプの水筒がなかなか手に入らないからである。いま町中で売られているのはステンレスの魔法瓶タイプか、樹脂製のいわゆるスクイズボトルばかり。たまに普通の水筒があってもネジ式キャップだ。
 登山専門店に行けばこの手のものがあるにはあるのだが、なんとなく大きさや形が気に入らない。

 本当に頑丈で実用上問題はなく、無理して買い換えることもないかと思ってしまう。・・・これって結局、愛着なのかな?

04/7月の店頭ワゴン

〜 GA-8IG1000-G 〜
マザーボード

 衝動買い的にマザーボードとCPUを購入してしまった。ギガバイト社製のintel865Gチップセット搭載のGA-8IG1000-Gと、Pentium4 2.0AG。CPUは中古だが。
 すでに新しいアーキテクチャが発売されはじめてPentium4も終焉に近いが、ぼくにとっては初めてのPentium4マシンである。ついでに言えばUSB2とかシリアルATAとかデュアルチャンネルとかいう機能が使える環境も初めてのことだ(まだ使ってはいないが)。
 3号機の「極」のマザーポードを交換する形で組み込んだのだが、ハード的には気が抜けるほど簡単で問題はなかった。もっとも「枯れた」intelのチップセット+ギガバイトという超保守的な選択は、極力トラブルを避けようとしたためだから当然なのだが。マニアな自作派の人からは中途半端な構成に見られるかな。
 問題はいつも通りソフト的な環境の移植。いつも通り乱暴にこれまで使っていたHDをそのままつなげてOSの上書きインストールをしてみたが、TCP/IP周辺が壊れたらしくWWWに接続できなくなった(LANは生きているのに)。ちなみにこの症状は前にも経験していて、ぼくがやったような条件の場合や、LANボードやドライバの変更で起こるようだ。一種のバグじゃないの?と思ってしまうが。
 結局はデータだけ残して、ブートドライブのクリーンインストールになってしまうのか。全部はじめからやり直すのはしんどいなぁ。

04/8月の店頭ワゴン

〜 ユニクロ ドライメッシュTシャツ 〜

 たぶん生まれてから初めてのあまりにも異常な猛暑の夏で、肉体も精神も激しくダメージを受けている。「滝のように」というのは言い過ぎにしても、毎日ボタボタ汗を流している。
 なんとか少しでも快適に過ごしたいと思って買ったのが、ユニクロのドライメッシュTシャツ
 汗の揮発性が高率なので場合によっては寒いくらいに感じることさえある。日用衣料もハイテクの時代なのだねえ。


04/9月の店頭ワゴン

〜 梨木香果歩 〜

 突然小説が読みたくなった。書店の店頭キャンペーンで児童文学作家特集をやっていたのだが、以前朝日新聞の書評で紹介されて読んだことのある梨木香歩も並んでいて、ふと買ってみたらハマった。
 一般的には童話とかファンタジーに分類される作品群だが、この人の本質的テーマは「女」だと思う。女性というジェンダーの光と闇をこれほど印象深く描く作家はなかなかいない。上昇志向と保守的思想をかすかに感じさせる部分など必ずしも肯定できない内容も含めて、男のぼくにとっての異世界をかいま見せてくれる貴重な作品だ。
 またこの人の小説を読むと、ファンタジーとホラーは同じものの裏表なのだと言うこともよくわかる。

04/10月の店頭ワゴン

〜 壁 紙 〜

 最近、メインマシンの壁紙にniftyのカレンダー壁紙を使っている。壁紙のイメージに合わせて配色も毎月変えるのだが、何か最近のウィルスにはデスクトップのスクリーンショットを勝手にWWWサイトに送信して衆人の目にさらすのがあるらしいので、万一の時に恥ずかしくないような画面にしておきたいものである(??)。

04/11月の店頭ワゴン

〜 ディスククラッシュ 〜

 サブマシンのハードディスクが一杯になってしまい、160GのSerial ATAのHDを購入しました。このマシンの場合Windowsの9x系OSとNT系OSをデュアルブートで使いたかったため、Windows Meを使いFAT32でフォーマットしました。(Windows 2000ではFAT32で大容量ディスクをフォーマットすることが出来ないようです。)起動ディスクではなくデータ用に使うので基本領域は作りません。
 ところがデータを移し替えしばらく動かしたところ、突然ファイル操作が出来なくなり、Windows 2000で再起動しようとしたらディスクチェックで引っかかって、セーフモードでも起動できなくなりました。Windows Meでは立ち上がりましたがディスクの中味が見えなくなっていました。
 スキャンディスクをかけたらWindows 2000で立ち上がりましたが、やはりデータは壊れていました。絶対に残しておかなくてはならないようなデータはありませんでしたが、出来ればデータを回収したいので調べてみたら適当なソフトが見つかりました。
 AOS データカンパニーのファイナルデータ2.0です。
 ハードディスクの内容を解析するのにものすごく時間がかかる(今回は10時間程度)し、ある程度の知識と余分なハードディスクが必要ですが、かなりの割合でファイルを救い出すことが出来ました。
 ところが、やっと回収データを件のハードディスクに書き戻したと思ったら、またもや突然大半のデータが壊れてしまいました。ディスク自体の不良をも疑いましたが、壊れたのはデータ部分だけでフォーマット自体は壊れておらず、OSからも認識していますので、物理的な故障ではないと思いました。
 なんにしてもクラッシュの理由がわからず困りますがしかたがありません。NTFSでフォーマットし直しノートンユーティリティを入れたりして使っています。今のところ調子は良いのですが、バックアップはかなり神経質にやっています。(^^;)

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