オール東京市区町村喫煙マナーアップキャンペーン記念コンサート

Live Together Tokyo!

2005年8月6日(土)17:00〜20:30 (途中休憩15分)
文京シビックホール (響きの森文京公会堂) 大ホール
 観客数:約500人(?)

会場入り口 会場入り口ではジャズバンドが演奏してお出迎えしてました。同時にオネイサン方が団扇と携帯灰皿を配っていた模様。
 さて今回、白井さんはディレクターとしてこのライブを作り、進行役としてライブ全体に渡って登場しただけでなく、記念モニュメントの作成にも加わり、学生サークル・スカベンジャーとともにポイ捨てされたタバコのフィルターを拾って、モニュメントに貼り付ける作業も行ったそうです。その様子は会場ロビーの写真パネル展で紹介されていました。
 モニュメントと舞台のデザインは元米米CLUBの石井竜也さん。

ロビーの様子
モニュメント制作 当日は、まず文京区長のあいさつで始まり、キャンペーン隊隊長の吉岡美穂さんがあいさつしました。
 いよいよコンサートの開始が告げられると白井さんが登場、自分で書いた手紙を朗読する形で今回のキャンペーンの意義や経緯について紹介されました。
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 ここでRODオリジナルメンバー(ホンチ、竹田さん、六さん、カースケ、ラティール)とバックコーラスのSIP(Singing in the Park)が入って、今回のキャンペーン曲「笑顔の咲くまち」を披露。SIPのライブパートにつなぎました。

 SIP(Singing in the Park)のライブでは3曲が歌われましたが、曲名は最後の「ウィッシュ」(オリジナル曲)しかわかりませんでした。第1曲はアカペラで、多分ゴスペルだと思います。伴奏はキーボードの女性がひとりでした。

 続いて林明日香ちゃんのライブパート。バックバンドとして再びRODオリジナルメンバーが登場しましたが、ベースだけは別の方でした。明日香ちゃんは16歳とは思えない力のある声でパワフルでスピリチュアルな歌を聞かせてくれました。
 曲目は「凛の国」、「花結び」、「蓮花」と続きました。「蓮花」は海老名香葉子原作のアニメ映画「あした元気にな〜れ! 〜半分のさつまいも〜」の主題歌だそうです。
 ここで白井さんが呼ばれ、白井さんが提供した曲「神々の星」のデュエットになりました。今年出る明日香ちゃんの新アルバムに入るそうです。なお、このアルバムにはもう一曲白井さんの提供曲「風椿」も収録されるというMCでしたが、この曲は1999年にNHK-BSのドキュメンタリー番組で歌われ、その後CD化されていない作品のことかもしれません。


 そのまま白井さんのライブパートに入りました。バンドの方では六さんがベースに戻り、パーカッションにアフリカ勢のルバとシェハが加わりました。
 曲目は以下の通りです。

1.COLOR FIELD
2.CHANCE!
3.BAOBAB
4.Born Free
5.元気になーれ

 「カラーフィールド」は懐かしい曲ですが、今聴いてもカッコイイですね。
 夏に「チャンス」をやると、サウナに入って鍋食ってる感じ、風邪が治りそうなどという、季節感が合ってるのか違ってるのかよくわからないMCも飛び出しました。
 「バオバブ」は昨年のアフリカンフェスタ・テーマ曲でしたが、今回「愛・地球博」の市民パビリオンのテーマ曲に採用されたそうです。MCの時、白井さんは手に何か持っていて、マラカスかと思ったのですが、実はバオバブの実なのだそうで、穴がたくさん開いていて振るとなにやら白い粉が吹き出ていました(???)。

 ちなみに白井さんは「最近は辻説法みたいなライブばかりなので、久々にこんな大きなセットを作ってもらうと緊張する」と言ってましたが。


 白井さんのライブで第1部が終了しました。

 休憩を挟んで、第2部開始。白井さんが登場して、まず石井竜也さんからのボイスメッセージを紹介しました。
 次に、デザイナーで六本木男声合唱団の団員でもある浅葉克己さんが、自分で吸ったタバコの吸い殻で作った巨大な「吸い殻」のオブジェを持って登場。白井さんは大層気に入った様子でした。

 次は斎藤誠さんのライブパートでしたが、白井さんが「斎藤誠クン」と紹介するとちょっととまどった顔。ライブ中のMCで、実は斎藤さんの方がひとつ年上と言うことで(白井さんは年下だと思っていた)、「クン」付けが気になったようでした。
 斎藤さんはアコギ一本、エアマイクで音を拾う形で「今僕を泣かせて」、「SMILE AND SLEEP」、「素敵な最後」、「Waltz In Blue」の4曲を歌いました。翌日はサザンのライブのサポートだそうです。

 トリは南佳孝さん。バックに三度RODオリジナルメンバーが登場。ぼくの世代には涙チョチョ切れる懐かしい歌が次々出てきました。曲は「プールサイド」、「日付変更線」、「遙かなディスタンス」、「モンロー・ウォーク」、「スローなブギにしてくれ」。「日付変更線」では、ホンチと竹田さんのソロがフューチャーされました。

 南さんの曲目が終わったところで白井さんが出てきてアンコール曲に。今日の出演者が全員ステージに上がってきました。曲はボサノバだと思うのですが曲名を知りません。会場と「ラララ」のコーラスで盛り上がりました。(*)
 実はこの会場はかなり大きくてステージが広いため、白井さんは自分のライブではいつものように客席におりることは出来なかったのですが、なんとこのアンコールでは無理やり(?)マイクを持って降りてきました。

 本編終了後に、白井さん、SIP、RODが残って、スペシャルパートになりました。曲は「美しい地球」。
 最後に、客席にいた浅葉克己さん、プロデューサーの藤川さんが登壇し、キャンペーンソングの作詞者である花谷尚子さんが紹介され、もう一度「笑顔の咲くまち」が歌われて3時間以上に渡ったこの豪華なコンサートを終了しました。

 それにしても、マナーアップキャンペーンでこれだけのコンサートをやって無料で公開するっていうのは、東京ってやっぱりお金があるんだなぁと、変なところに感心したりして・・・。
(実はお土産まで付いていました。目玉は非売品のキャンペーンソングCD!)

(*)「トリステーザ」でした。