■           木々のざわめき           ■

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旧 流星庭園 1〜4発言



「小径(こみち)」感想
Junk-bubu-oh
WWW極地
記録番号:00000004
記録日時:102年 6月 9日(日)20時34分21秒
 久しぶりの投稿ですね。ありがとうございます。
 ゆきさんの原点とも言うべき7・5調形式で、自分のスタイルを追求
していく姿勢が、まずもって良いと思います。これからもがんばって欲
しいです。

 さて作品自体についてですが、第一印象としては、まとまりがよいし
計算もされていると思いました。
 第一連と第四連は序と終局で対応関係にあり、状況(語り手の立場や
場所の背景)の開示として必要不可欠な内容を表しています。
 第二連は展開部でオノマトペを使って楽しい部分です。第三連がテー
マ部ですね。

 個人的好みで言うと、最後の「明日もきっと 来るからね」は少し言
い過ぎかもという気もします。甘みが強くなりすぎるように感じるので
すが。
 もう一点実際上はそんなに気にならないのですが、「秋」という単語
が多用されています。ちょっともったいないかも。日本文化の歴史の中
で「秋」にはある種固定されたイメージが付着しています。使い方の難
しい言葉だと思います。

 とはいえ、気持ちの伝わってくる作品だと思いました。


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Junk-Oh先生の作品の感想
ゆきだるま
記録番号:00000003
記録日時:100年11月 8日(水)00時09分28秒
 今ごろになってようやくですが、感想を書かせていただきます。

 「日本英雄伝」の方は、長文苦手な私にとっては全体を通して
少々散漫さが気になりました。映像化して初めて面白さが解るの
ではないか、そんな印象を受けました。

 私としては「認識論的存在論」の方がすっきりまとまっていて
言いたい事が明確に現されていて、楽しめました。ただ一箇所、

― しかし、いざとなると殺すに忍びない。ずっと、ためらってい
 たんですがね。でも、今の話を聞いて大変安心しました。

― 君、ちょっと、あっ・・・。

― なぜならあなたに死はあり得ないからです。

― ぐうう。


 ってな具合に、相手を殺す個所をひとつ前に出した方が、メリハリ
がついて良いのではないかと思いました。予告も無くいきなり殺っち
ゃうのも良いかもね(^^)って、ぉぃ、それ危険だろう(笑)。

 なんかすいません、好き勝手言わせて頂きました_(--)_。

 相変わらず大した感想かけなくてすみません。

                    ゆき

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『柿』の感想ありがとう
ゆきだるま
記録番号:00000002
記録日時:100年 9月10日(日)03時03分29秒
 Junk-Oh先生、早速の『柿』の感想ありがとうございます。

 元祖「星街」閉鎖から私が現「星街」に復帰するまでに実は共作
(というか送り付けたといったカンジ)を含めて4作くらい作って
るんですよ。その中でこれが一番まともな詩でしたので、上げてみ
ました。

 私は韻を踏むのが苦手なので、その勉強のつもりで書いたのでした。
今改めて読むと、もう少し言葉回しを整理した方が良かったかな?
(特に一節と四節)と思うところもありますが、題材、構成、ともに
自分でも結構気に入ってたりします。いいのかなぁそんな事で(笑)。

> まあ、はっきり言って・・・・良いです。f^_^;

 ど、ど、どうも、、、ありがとうございます(汗)・・・。
いやお恥ずかしい・・・。

> もしかして、もうこういうの書けないの?

 いやぁ、書いてんですけどね、なかなか良いのが書けないんすよ。
こういう心理状態まで持っていくのが大変で・・・。端から見ると、
あぶないおぢさん、ですしねぇ(笑)。

> しかも、キツネ=甘柿、タヌキ=渋柿、という発想が面白い。

 実際には大きな丸い柿でも甘い品種があるようなのですが、私が
子供のころに住んでいた地方では丸い柿はさわし柿が普通だったの
で、そのイメージで書きました。もしかするとニュアンスの伝わら
ない地方があるかもしれませんね。

 それと、この詩の中では”お酒”としてますが、実際にさわし柿
にする時は焼酎を使うようです。参考までに。

> わかりやすいが、言い過ぎてもいないという、実に絶妙のところ
>にありますね。

 ふむふむなるほど・・・。自分このあたりの駆け引きが弱いので、
勉強になります。う〜んなるほど・・・。

>なにより絵が見えてくるところが、とても良い。

 ここら辺は計算してなかったですが、題材に助けられているといった
感じが強いでしょうか?。

> 今後もこの手の作品に力を入れて欲しいなあ・・・・

 もちろん、この方向性は変えるつもりはありません。しばらくこの
形式から遠ざかっていたのは実は合同誌向きのものを書くことを意識
していたせいだったりします。やっぱり「ストーリー」を作るのは、
詩では味わえない楽しさがありますから。
                            
 というわけで、7・5パターンのものは現在も一応準備してますの
でご心配なく。出来はすごく心配ですが(笑)。

 Junk-Oh先生、いつも要所を押さえた的確な感想を、ありがとうご
ざいます(礼)。

 あっ、私も感想書かなきゃね(早く書けっての)
                          ゆき

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『柿』の感想
Junk-Oh
記録番号:00000001
記録日時:100年 9月10日(日)00時08分54秒
 ゆきだるまさんの『柿』の感想です。

 ひさびさの五七調ですね・・・・と思ったら、なに?!「1999,10,
27」!
 これが、件の埋もれていた作品でしたか。

 まあ、はっきり言って・・・・良いです。f^_^;
 もしかして、もうこういうの書けないの?

 童謡だと思いました。
 シンメトリーな作りが安定感をもたらしています。
 しかも、キツネ=甘柿、タヌキ=渋柿、という発想が面白い。
 わかりやすいが、言い過ぎてもいないという、実に絶妙のところにあ
りますね。なにより絵が見えてくるところが、とても良い。

 今後もこの手の作品に力を入れて欲しいなあ・・・・

                            Junk-Oh


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